主な疾患と治療法
本館第3病棟では、主に内科全般と透析患者さんをみています。
透析や腹膜透析、心不全や肺炎の患者さんが多くいらっしゃいます。
重点を置いている看護や取り組み
当部署では、標準看護計画にとらわれることなく、患者さんの個別性を見極め、タイミングを逃さない看護実践を行っています。
臨床推論を用い、急性させないケアの実践に力を入れています。
職場の雰囲気や他職種との連携について
私たちの病棟では、看護師や看護アシスタント同士はもちろん、医師や臨床工学技士、薬剤師、リハビリテーション職員、医療事務などの様々な職種の職員と、必要な時に速やかに連携し、重症者やターミナルの患者さんの対応を行っています。
また、患者さんが退院される時や社会的資源の活用が必要な時には、ソーシャルワーカー(社会福祉士)とも連携して業務を行っています。
心に響いた出来事
- 印象的なのは、ターミナル期にあった患者さんが希望された、愛犬との面会です。
様々な職種の職員の協力を仰ぎ、実現することができました。患者さんはもちろん、ご家族からもとても喜んでいただけました。 - 他の病院で入院されている、余命が僅かなご主人との面会を希望された患者さんもおられました。
どうにか面会できないか、医師や看護師で様々な方法を検討しましたが、残念ながら対面での面会は実現できませんでした。ただ、病院からタブレットの貸し出しを行い、ご主人が亡くなられる6日前にリモートでの面会をすることができました。リモートではありましたが、患者さんやご家族から感謝していただけたことが印象に残っています。その後、ご主人のお骨とも対面していただきました。