主な疾患と治療法
慢性腎不全の患者さんが主で、血液患者さんが380名、腹膜透析患者さんが9名です。
急性腎不全や敗血症の緊急透析も行っています。
また、慢性腎不全看護外来も行っており、慢性腎不全の患者さんの透析予防にも力を入れています。
重点を置いている看護や取り組み
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透析センターのミッションは「腎不全患者さんのその人らしく生きるを支える」です。
私たちは、患者さんの「その人らしさや生き方」を理解し、その方が困っている状況や病状を改善する為に、院内外のスタッフと協力しながら解決する努力をしたいと思っています。
スタッフ一人ひとりの「気づき」を声にしてチーム全体で力を発揮していきたいと思います。
部署で力を入れているチーム活動
- フットケア
- リン・カルシウム
- 糖尿病
- 貧血
- 栄養
- アクセスの合併症予防
- 腹膜透析
- 事故対策・災害対策
- 人生会議(ACP)
- 教育・記録
多くのチームがありますが、合併症予防チームは透析看護師と臨床工学技士に加え、他職種(医師:透析・循環器・糖尿病、理学療法士、栄養士、検査技師等)やWOCNsが参加して予防や早期発見、早期対応に努めています。
職場の雰囲気や他職種との連携について
透析センターでは、医師、看護師、臨床工学技士、看護アシスタントが協働し透析治療を実施しています。特に臨床工学技士は常時一緒に働くメンバーで、お互い協力しながら仕事をしています。
他の職種では、医師、ソーシャルワーカー(社会福祉士)、栄養士、薬剤師、理学療法士との連携も取れていて、困りごとがある時も気軽に声をかけられます。フットワークも軽く、多くの問題解決に協力して頂いています。ベッドサイドにもよく足を運んで下さるので、患者さんの安心にもつながっていると思います。
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心に響いた出来事
- 最期は自宅で過ごしたいと希望された患者さんが、他職種や外部職種の方の協力で緊急事態にもかかわらず、希望が実現できたことです。院内の透析医師が往診も請け負ってくれました。ご家族も良かったと涙されていました。
- 転院していた患者さんが帰ってこられて「西陣に帰って来れてよかった。やっぱり西陣の看護師さんは優しい。よそとは違うわ」と言ってもらえました。
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その他アピールポイント
- 学習の機会が多く、学会参加や資格の取得もできます。
- 他職種もフットワークが軽く、多職種連携で協力し合える病院です。
- 透析センターの看護師も自宅訪問をして患者さんの生活状況の改善につなげています。
- 透析看護認定看護師がおり、透析前の腎不全期から関わり、透析予防や治療選択のサポートを行っています。